Haier Biomedicalについて

Haier Biomedical（ハイアール バイオメディカル） は、バイオメディカル用の低温保存装置の研究開発、製造、販売を行う会社です。 当社はIoTをコンセプトに、ライフサイエンスと医療イノベーションに注目しデジタルソリューションを提供するプロバイダーです。 当社は、最高のユーザー体験づくりに力を入れ、病院、製薬会社、大学、科学研究機関、疾病コントロールセンターと血液ステーションなど幅広いーザー層に向け、生命科学と医療革新やスマートラボ、デジタル病院、スマート公衆衛生、スマート血液製剤使用などの多種類の製品とサービスをカバーする全面的なデジタルシーンソリューションの提供に力を入れています。

2005年以来、当社は、業界技術革新の促進において牽引役としての役割を果たしてきています。当社は、バイオメディカル超低温技術の開発により、世界市場における新たなグローバル企業へと発展をとげました。中国で業界唯一に科学技術進歩国家賞を受賞し、業界の標準化を促進するために32の国家、業界・団体標準の制定に参加しました。デジタル経済時代における競争力を保つため、IoT、自動化やその他の新興技術を統合し、スマート血液製剤使用やスマートワクチン接種などの包括的なデジタルシナリオソリューションを立ち上げました。また、院内投薬の自動化、デジタル公衆衛生、身体検査、その他のシナリオソリューションを開発して、バイオメディカル業界の変革をリードしています。当社は、微生物培養、環境シミュレーション、急速冷蔵遠心分離機、高分子材料の表面改質において、継続的に革新を行ってきました。スマートラボやその他の包括的なシナリオソリューションに重点を置くことで、生命科学と医療革新における大きな影響力をもつ企業になっています。

2022年末まで、当社は114件のソフトウェア著作権を含む合計795件の特許を獲得し、その年度に131件の新規発明出願を提案しました。当社は、山東省による科学技術進歩一等賞、中国科学技術商品化協会による科学技術一等賞を含む、省以上の科学技術賞20件を受賞し、製造業の全国チャンピオン企業にランクインし、中国ビッグデータ産業開発パイロット実証プロジェクトにランクインするなどして、生命科学と医療革新分野で圧倒的な競争力を保ち続け、業界の高品質な発展をリードしています。

現時点まで、海外に700以上の販売拠点を設け、135以上の国・地域のお客様に製品とソリューションをお届けしています。世界保健機関(WHO)、国連国際児童緊急基金(UNICEF)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)など、40以上の国際機関と提携関係を結んでいます。また、ドバイ、ナイジェリア、シンガポール、英国などの国々に体験センターと研修センターを設立しています。

国内市場では、病院、バイオテクノロジー企業、大学・専門学校、科学研究機関、疾病管理センター、血液製剤機構、検査機関など、医療・健康分野にわたる数多くのエンドユーザーにサービスを提供しています。中国人民解放軍総合病院(301病院)、上海瑞金病院、無錫Apptec、上海復旦大学、中国疾病管理予防センター、華蘭生物工程、恒瑞医薬、復星医薬など大手企業にもソリューションを提供しています。

上場以来、当社は毎年定期的にCSR報告書を発表しています。当社は、「Intelligence Enlightens Life for a Shared Future」をビジョンに掲げており、「LIFE(リーダーシップ、インテグリティ、未来、エコシステム)」を中核とし、リーダーシップ、インテグリティ、未来、エコシステムの4つの主要分野を重点分野として、実際の行動で社会に還元する社会的責任モデルを構築しました。当社は、さまざまな視点から意見を募り、当社の持続可能で健全な発展を促進するために、常に役員の多様化に取組んでいます。  

2022年、当社の女性役員が全体の36%を占めます。さらに、当社は、「Respecting Life(生命を尊重する)」という品質哲学を実践するため、研究開発から調達、製造、サービスに至るまでの全プロセス品質管理システムを確立します。「無差別、多様性、機会均等」という経営理念と人単合一という経営モデルに基づき、当社は開放的で立体的な採用システムを確立しています。  

2022年には、従業員全員に提供するダイナミックな革新・創業プラットフォームに魅了を感じされ、778人が入社を選びました。。海外市場では、事業拠点や研修センターの現地化や販売・据付・保守などを含むアフターサービスの現地化などにより、事業の現地化へ取組を継続しており、地域の人々の知識やスキルの向上、一部の発展途上にある地域における新たな雇用創出に貢献しています。また、グリーンな建物・デザイン・仕入れ・製造・物流・事務などライフサイクル全体に及ぶ一貫した炭素削減パスを確立し、技術革新を通じて炭素削減に取組んで、業界の低炭素化を継続的にリードしています。2022年、当社はソーラーパネルを導入し、炭素排出量865.69トン削減に相当するほどの148万9000KWhの電力を提供しました。当社のソーラーワクチン冷蔵庫シリーズの製品とソリューションは、年間10万9500トンの炭素排出量を削減でき、これは成熟した樹木の4500ムースの中和に相当します。